裂織の帯と置賜紬
コロナ禍でイベントや骨董市も中止になっている所が多いですね。そんな中、トツカーナモールで開催の骨董と手作り市へ行って来ました。
初めてだったのですが、想像以上に沢山出店していて楽しかったです。
お目当ては、帯留めや簪、和皿などだったのですが…
古布を扱っている誰もいないお店で裂織の帯を発見!暫く物色していると女性の店主がいらっしゃいました。
名古屋帯もあったのですが、こちらの半幅帯の色合いに惹かれ、状態も良かったので購入。絹の裂織は新品ならそこそこの値段ですが、お安く購入出来ました。
藍染の綿の古布は、デニムにも合うし外国の方にも人気のようですが、早い時間に行ったので空いていました。まさか、ここで裂織の帯に出会うとは!
義母のウール着物に合わせてみました。存在感のある色合いなので、シックな着物に合いそう。
着物類は、リメイク用が多い感じで300円〜3,000円ぐらいで購入出来ます。
コの字型にお店が並んでいるのですが、最後の方に大量の着物を発見。買う気は無かったのですが…紬の山に『え!置賜紬だよね?』
大島紬は何点か持っていますが、山形県の置賜紬は持っていないし、なかなか見ない。オマケに私好みの色と柄ではありませんか!
コートや羽織にしても良いし〜と思い巡らせていると、リメイク用に見ていたお客さんやお店の人も『それ良いですよ!』という事で決定。サイズは小さいのを覚悟していましたが、仕付け糸が付いていたのにはビックリ!
梅柄の帯に合わせてみました。置賜紬は真綿の糸に羽毛を混ぜた物も有るので、寒い季節にぴったり。
前幅がちょっと狭いのと裄が短いので、洗い張りして仕立て直す予定。
他にも山葡萄の籠や気になる物が色々あったのですが…また行ってみようと思います。
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