黒留袖

生徒さんのお嬢様のご結婚が決まったので、結婚式に着る黒留袖の小物合わせてに伺いました。
話に夢中になって写真を撮り忘れたので、母の留袖の写真を…と言っても、これは結婚式の衣装。

昭和三十年頃から打掛が復活する前は、花嫁衣装は黒の裾模様に島田髷でした。
ですので、この留袖には裾に綿が入っていて、真赤な裾回しが付いています。丸帯は3kgぐらいありそうです。戦前?(70年以上前)のセミアンティークです。
ちなみに帯揚げ、帯締めは、現代の物を合わせたので、ちょっと浮いた感じですね…
黒留袖には扇(末広)を前帯の左側、帯の一巻き目と二巻き目の間に2.3センチ出して挿します。
立ち姿の挨拶では、右手で根元を持ち、左手の親指を上に、そのほかの指を下に添えます。
結構、ご存知無い方が多いので、生徒さんにアドバイスして来ました。

着付け【はとり】

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