骨董巡り〜竪絽の着物
骨董グランデに行ってみました。
20年ほど前は、西洋アンティークが好きで少し集めていました。最近は和骨董巡りが好きです。
華やかなアンティーク着物は若いお嬢様方にお任せして、私は簪や帯留め、根付を探しに…
麻の着物も興味があるので、宮古上布や能登上布を見つけて姉と話し込んでいると『ちょっとすみませんが、トイレ行きたいので店番お願いで来ますか?』と、全然、面識も無いのだけど『あ、はい〜いいですよー』と⁈
良いのがあったら、店番した分オマケしてもらおうかと思いましたが、残念ながら洋服へのリメイク用には使えるかもしれないけど、着物用には?でした。
その後、珍しい物がありそうな和骨董屋さんで、簪は無いか聞いてみたら『あ、あるある…』と、奥の方から探して、見た事も無いような珍しい物を出して下さり色々教えて頂きました。
小さな狛犬や鼠が付いていたり、鼈甲に動く小さな銀の鳥が付いている物など、余りに繊細な簪で自分が身につけるには⁈と言う物で、しばらく考える事にしました。
名入りの翁の帯留めがあったので、聞いてみたら
店主が留守だったので値段が分からず…隣に洒落たディスプレーのお店が有りました。
数は少ないけど良い感じの着物や帯、籠バック、刺繍を掛軸にした物があり、雨ンボ柄の夏着物に目が止まりました。
裄が68cmもあり居敷当ても付いているし、パールトン加工済。羽織ってみたら、ちょっと大きめだけどお直しせずに着れそう〜♪値段を聞いてビックリ‼︎安〜即、決定。
なかなか裄の長い着物は無い中、アンティークではないけど、かなりお値打ちの掘り出し物を見つけてしまいました。(アンティーク着物やさんが沢山出ているので、うちは安くしていると言ってました)
麻や紗、絽などの透け感がある着物は7月、8月に着るとされていますが、竪絽は、6月〜9月迄着れるそうです。グレーに見えますが、実際の色はもう少し紫系です。
昨年は浴衣や綿麻しか着なかったけど、今年は夏着物を着ないと…汗
実はこちらの帯が最初に目に止まったのですが、袋帯だったので高いだろうと…そのまま飾って置きたくなるような柄で、ついでに値段を聞いたらこちらもビックリする値段で一緒に買ってしまった。汗)手織りの一度も使用していない帯でした。
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