工房見学
きもの文化検定の合格者パーティー参加の為、京都へ行って来ました。
セミナー参加の合格者の特典として、工房見学があります。今回は、手描き友禅の『関谷染色』さんと、蒸し水元の『丸京染色』さんに伺いました。
【京友禅】
京友禅は、染匠というプロデューサーのもとで、各分野ごとの専門職が分業制で仕上げています。
カトレア柄の小紋の色挿し
訪問着の色挿し。四季の花々が鮮やか
雛形本
貴重な書物が沢山あり、いつまで眺めていたかった…
布が貼ってあるように見えますが、版画です。
宝船柄の他、沢山の吉祥紋様が描かれています。
作家毎に分けて保管
【蒸し、水元】
蒸しの工程によって初めて染着され、発色を促し、染料の持つ色相と染色堅牢度が得られます。こちらの工房は写真🆖
水元とは、未染着の染料、薬剤、糊を洗い流す作業。京都には、現在4軒しかないそうです。
良質な鴨川水系の地下水で蒸し水元を行う、現存する京都唯一の工房を見学させて頂きました。
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